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専門学校の資料請求ならe-専門学校ガイドTOP > 先輩シゴト人に聞く! > 第11回 メイクアップアーティストのシゴト

メイクアップアーティストのシゴト

S(30代前半)さん

東京都出身。
ファッションに興味を持っていた高校時代、イタリア版「VOGUE」を見て衝撃を受ける。1枚の写真としての美しさに感動、メイクの世界に憧れを抱くようになった。美容室勤務を経て3年間のアシスタント期間ののち、フリーランスになる。メイクのほか、ヘアメイクを手がけることも。 メイクアップアーティストとして独立して4年め。



メイクアップアーティストになるまでに大変だったことは何だったの?

金銭・時間・体力と厳しかったアシスタント時代…

アシスタントの間は金銭的にとてもつらかったですね。ケースにもよりますが、個人の専属アシスタントには大抵まとまったお給料などはなく、あっても微々たるものです。アルバイトをしないと生活できません。しかし、一方で不規則なシゴトなので、アルバイトをできる時間が本業に左右されます。金銭的、時間的に余裕がなく、体力的にもきつい時期でした。
給料が当たり前のように入ってくる感覚は消え、プロとして稼ぐことの難しさ・大切さを思い知りました。それが今とてもよい糧になっていて、シゴトの大きさに関わらず、「ありがたいな」と感謝の気持ちで働けています。

実際にメイクアップアーティストになってみて、「思っていたのと違った!」ということは?

思った以上にコミュニケーション力が必要!

メイクの技術はもちろん、人間としての総合力が予想よりもずっと大切でした。企業広告などのシゴトでは、フォトグラファー、ヘアメイク、スタイリストと関わるスタッフも多く、さらにアートディレクター、クライアントや広告代理店の方もいらっしゃるので、現場は大人数になります。10人以上、20人規模ということも珍しくありません。その全員で着地点を共有しながらチームプレイを発揮するためには、技術だけでいいというわけにはいきません。
また、一般の方にメイクする場合には、今度はこちらから「この人は何を望んでいるか」「どうなりたいのか」を引き出して形にしなくてはなりません。一般の方はそういう希望を言葉にすることに慣れていないので、意思疎通はとても大事な要素なんです。

メイクアップアーティストになって、どんな感じ?

清潔感を忘れずに!

僕は自分自身の身体、ヘアスタイル、ファッション、使っている道具や小物はもちろん、言動にも清潔感を出すように意識しています。人に触れる職業である以上当然のことでもありますが、話し方や動き方、食事を摂る機会があれば、食べ方まで注意しています。いくらメイクが上手でも、メイクアップアーティスト自身に「任せられる」という説得力がなれけば安心してはもらえないですから。たとえば、肌の荒れている人に化粧水を勧められても「本当かな」と考えてしまいます。それと同じことで、信頼できる雰囲気も必要だと思います。

シゴトをしていてラッキーだと思うことは?

シゴトを通じて相手と周囲をハッピーにできる

第三者から見てもいいシゴトができている、と思えるときです。メイクをしていると、されている方の表情が目に見えて変わることがあります。「気に入っていただけたんだな」と実感できますが、それは僕と相手の方、2人の間の喜びでしかないですよね。その他の方たちにもよい評価をいただけると、喜びはもっと大きくなります。一般の方だと、メイクが終わって外に出て、同行者の方に見ていただく……、すると、ぱっと周囲の表情が変わるんですよ。その瞬間です。企業CMなどのシゴトでは、CMそのものの評判が良かったり、担当したタレントさんたちに対する評価が「可愛い」「素敵だ」など好印象だったと聞いたときは、そう感じますね。

メイクアップアーティストになりたい人には、どんなスキルが必要ですか?

自分の感覚に触れるものはすべて吸収する!

好きな道だからこそ、探究心は常に生まれて来ると思います。それを掘り下げて、自分の技術とする努力が大切です。人とのコミュニケーション力は当然として、メイクを施す相手へ尊敬と思いやりをもつことも重要です。
技術面でいうと、僕は自分自身を凡人だと思っていますが、センスや技術は鍛えられるものだとも考えています。メイクアップの世界にとどまらず、自分の心に響くもの、たとえば、映画や美術、工芸など、他分野にもアンテナを張って、反映できそうなものはすべて吸収するよう心がけています。僕の場合、この先に「海外で活躍したい」という夢があるので、20代、30代のうちはまだまだ駆け出しのうちと思っています。ずっと学び続けていくものではないでしょうか。

この道!と思い込むことも必要

才能があって、すんなりアシスタントになれたり、あるいはアシスタントを経由せず、すぐに独立できた人でも、「厳しい」「割に合わない」と途中でドロップアウトしてしまう人が少なくありません。やめる人も多い厳しい業界ですが、才能は努力でカバーできると信じるようにしています。成功できるか、どのシゴトでも保証などありませんが、この道、と決めたら、「自分はできる!」と思い込むことも大切じゃないかと考えています。
フリーランスと企業に所属するのとでは、立場が多少異なりますが、いずれにせよ途中であきらめずに頑張って欲しいですね。


メイクアップアーティストのシゴトをするには?…



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