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−自動車整備士になるには、資格は必ず必要なのですか?
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| 整備工場で責任ある仕事をするためには必要になります。整備士の資格がない人は、単なる作業員としてしか認められず、無資格では就職も困難です。また整備工場を設立する場合も、一定以上の資格保有者がいなければ許可されません。専門的な知識や技術を習得した証として整備士資格は必要なものです。 |
| −資格の体系はどうなっているんですか? |
| 3級から1級まであって、順番に難しくなります。3級整備士は基本的な分解整備や検査作業を行えるレベルです。検査の責任を負う整備主任者になるには2級整備士の資格が必要です。この資格制度ができたのは昭和26年で、その時、3、2、1級という資格の体系ができましたが、1級の資格試験は今まで一度も行われていませんでした。その1級試験が今年の12月から行われることになったのです。 |
| −1級整備士の試験は、なぜ行われることになったのですか? |
| 一つは電子制御の広範囲な採用などクルマの構造が複雑化してきて、より高い整備技術が要求されてきたこと。もう一つは環境問題です。自動車は生活に欠かせませんが、地球環境に大きな影響を与えていることも事実です。今後、環境保全に対応できる工場の運営、あるいはユーザーの環境や安全意識を高めたりするために、整備士も積極的に関わっていかなければなりません。そうした役割を担うため、今の2級とは違ったよりハイレベルな整備士が必要となったのです。 |
| −ユーザーの環境意識を高めるために、どんなことをするのですか? |
たとえばお客さんに有害ガスの排出を最小限にし、燃費を向上させる運転方法をアドバイスすることもそうですね。そのためには、単に整備や点検を正確にこなすだけではなく、お客さんとコミュニケーションがとれる整備士が期待されます。
一級整備士には高い整備技術はもちろんのこと、アドバイザー能力やコミュニケーション能力、そして環境保全、安全管理等の知識も期待されているということです。 |
| −ところで2級と1級のメリットの違いはなんですか? |
| 2級は整備主任者として法律の中で位置付けられる資格ですが、1級取得によってさらに付加されるものはありません。つまり1級整備士はこれまでの位置付けの概念から離れた、業界にとって新しい役割を担うものです。単に狭い範囲の仕事を期待するというものではなく、高度な整備技術力に裏づけされたリーダーとしての資格と考えてください。 |
| −2級試験の内容と大きな違いはあるのですか? |
| 1級試験は、学科、実技、口述試験の3つの柱で構成されています。3級・2級には口述試験、つまりコミュニケーション能力を見る試験はありませんでした。この辺が大きな違いといえますね。 |
| −来年開設予定の1級自動車整備科の特色を教えてください。 |
当校の「1級自動車整備科」は基本的に4つの柱で構成されています。電子制御の故障診断などハイレベルな整備技術の修得、IT技術、環境保全・ユーザーコミュニケーション、そして工場経営管理知識の修得、という4つの柱を立てています。
特に経営管理の知識は、会社内のリーダーとして、また将来1級整備士の看板を掲げて独立するためにも不可欠と考えました。高度自動車整備技術の習得を基盤として、自立を含め、幅広い自動車業界の職業に対応できるカリキュラムが、私どもの1級自動車整備科の特色です。 |
| −これから整備士をめざす方たちに貴学からのメッセージを。 |
自動車整備業界で、一級整備士というトップクラスの位置付けの資格ができました。高い目標とその実力を得ることで社会的信用も得られ、より魅力あるフィールドで仕事をすることができることになるわけです。
当校のような専門学校には実技試験免除の特典もあり、2年間の専門課程と2年間の1級課程、計4年という最短期間で1級資格を取得できるのがメリットです(注)。自動車業界の新時代のリーダーをめざして1級整備士を目標に入学していただきたいですね。
−お忙しいところありがとうございました。 |