
篠宮淳一さん
東京テクノロジーコミュニケーション専門学校 卒業
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| パソコンやゲーム専用機で遊ぶゲームのソフトウェアを作る人たちがゲームクリエイターです。全体のシナリオやゲームのルールを考えるプランナー、プログラム担当、キャラクター背景などのデザイン担当、サウンド担当の4つの分野に分かれます。 |
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| ■プロフィール |
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篠宮淳一さん
東京テクノロジーコミュニケーション専門学校卒業
1991年、東京テクノロジーコミュニケーション専門学校(旧早稲田電子専門学校)を卒業後、「ファイナルファンタジー」などで知られるゲーム会社のスクウェア(現スクウェア・エニックス)に入社。
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| ■Q1
現在の仕事を教えてください。 |
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| RPG(ロール・プレイング・ゲーム)の新製品開発チームに所属し、ある人気シリーズ商品のバトルシーンの企画を担当しています。キャラクターや背景といった「見た目のデザイン」はグラフィック専門のデザイナーが作りますが、プランニング担当の僕は、「目に見えない部分」のロジックの組み立てをします。コマンドつまりバトルの動作のパターンやロジックを考え、たとえば、「○○というコマンドの攻撃をすると、相手にダメージを○○ポイント与えられる」といったルールをつくります。
他の会社も同じだと思いますが、ゲームを作る仕事は、僕のように企画を担当するプランナーのほか、デザイン担当、プログラム担当、サウンド担当の4つの分野に分かれ、お互いに協力して全体を作り上げていきます。いま僕が関わっている新製品は超大型プロジェクトで、スタッフは100人以上にのぼります。プランナーだけでもバトル担当が5人、シナリオ担当が十数人いますから。
ゲーム製作の期間は短いもので半年、大がかりなものでは完成までに3年あるいはそれ以上かかります。いちばんハードなのは発売の直前で、ラストの1〜2週間は徹夜を覚悟しないといけないですね。新商品が売れるかどうかでボーナスの額が決まります。プレッシャーはないけれど、もちろん、売れればうれしいですね。
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| ■Q2
ゲームクリエイターになろうと思ったきっかけは? |
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僕が高校を卒業した当時は、ゲームクリエイターという職業はほとんど知られていませんでした。パソコンがほとんど普及していなくて、コンピュータといえば大型機。大手コンピュータ会社のプログラマーになった友人の話を聞いてカッコいいなと思い、早稲田電子専門学校(現 東京テクノロジーコミュニケーション専門学校)の情報処理科に進みました。授業ではUnixやC言語を習い、遅くまで教室に残って好きなだけコンピュータを動かしていました。先生に聞けば何でも新しいことを教えてくれて、皆で協力して大きなプログラムも作りました。
このときに学んだことが、いまも役立っています。僕が直接、ゲームのプログラムを作るわけではありませんが、プログラムの知識があれば、ゲームを動かす仕組みがよく理解できますから。
ゲームを作ることに興味を持ち始めた頃、大手ゲームメーカーが若い人をクリエイターとして育てるための「ゲームセミナー」を開催していて、その一般公募に合格しました。セミナーは週に1回ぐらいだったから、学校の授業の合い間に通うこともできました。実際のゲームの開発機材を使わせてもらえて、ゲーム作りの手順を理解するチャンスになりました。最先端の技術を知っているということは、大きな自信につながりますね。
就職先は、僕が一番好きなゲームを作っている会社だったから、「ファイナルファンタジー」で有名なスクウェアを選びました。その後、会社は「ドラゴンクエスト」で知られたエニックスと合併し、現在はスクウェア・エニックスという社名になっています。
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| ■Q3
ゲームクリエイターになるには、どんな資格が必要ですか? |
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プランナーの仕事であれば、とくに資格は必要ないでしょう。もちろん、パソコンを使えることが最低限の条件です。実際の作業では、データの入力や計算式の組み立てでExcelが役に立ちますね。
向き不向きでいうと、やはりゲームの好きな人がいい。自分で作っていて楽しめないゲームは、ほかの人がやっても楽しくないですからね。自分が楽しいと思えるゲームを作ることが一番ですね。
クリエイターは、ゲーム以外にも多くの趣味を持って視野を広げるべきだという人もいますが、僕は趣味もゲームで、ひたすら色々なゲームをするだけ。テレビゲームに限らず、「人生ゲーム」のようなボードゲームも含めて、ゲーム全般が好きです。ボードゲームにはゲームのロジックがシンプルに表現されているから、おもしろい。 |
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| ■Q4
この仕事の魅力とやりがいは? |
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どんなゲームであっても、作り手が「ここで楽しんでもらいたい」というメッセージを込めて作り込んでいる部分があります。プロだからそういうころが目について、敏感に反応してしまうのかも。「僕だったらもっとこうする」というように別の展開を考え、僕なりの味つけして、次の新しい企画につなげていきます。
僕にとっておもしろいゲームの条件とは、1回やっても終わりにならないこと。次はもっと違うやり方でやってみようとか、プレイしていないときもあれこれ攻略法を考え、試行錯誤を楽しめるゲームがいい。推理小説なら1回読んで犯人が分かればもう2度と読まないけれど、よくできたゲームならば、繰り返しプレイしてもそのたびに新しい発見がある。そういうゲームを作っていきたいですね。 |
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| ■Q5
ゲームの仕事をめざす人に、ひとこと。 |
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テレビゲームは、画像の美しさという点で、いわば終着点に到達していると思います。これからのクリエイターは、発想を変えて、全く新しいものを作っていかなければならないと思います。
いまあるもので満足しないで、つねに一歩先を見ていける人、おもしろそうだと思えることに、どこまでもこだわれる人が、この仕事に向いていますね。
ゲームクリエイターというと、すぐにシナリオを作る仕事を思い浮かべる人が多いけれども、ストーリー作りならゲーム以外にも小説やマンガでできます。ゲームでしかできないことをゲーム上に表現する――そこにこだわってほしいな。
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東京テクノロジーコミュニケーション専門学校
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庄司 絵梨子さん
(しょうじ えりこ)
情報処理科
2007年3月卒業予定 |
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| 『人の心を動かすようなゲームが作りたい』という夢を叶える為、大学を中退して入学。同じ夢を持った仲間とも出会え、助け合いながら勉強できるのが心強かったです。夢だったゲームクリエイターとしての道も開けました。 |
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