俳優をはじめ、カメラ、照明、美術、衣装などのスタッフを指揮して、映像で世界を描いていく責任者が映画監督。小説や戯曲、自叙伝あるいはオリジナル脚本を原作として俳優が演じる劇映画、実際のできごとを描くドキュメンタリー映画、会社や商品のPR映画などの分野があります。
最初にプロデューサーや脚本家と映画のテーマについて話し合い、監督がシナリオ作りもかかわります。次に、シナリオに文字で描かれた世界をどのように映像化するかというプランを立て、助監督や他のスタッフに指示を出します。撮影現場ではシーンごとに監督が演技やカメラワーク、照明の当たり方などをチェックし、カメラのフレームの中に自分の思いどおりの映像世界が描かれているかどうかを判断します。監督がOKを出すまでは、何度でも撮り直します。
すべての撮影が終了した後で、フィルムをカットしたりつなぎ合わせたりする編集の仕事を確認し、良いか悪いかを判断して指示を出します。劇場で公開されるときに、初日の舞台あいさつに立つなど、宣伝の仕事にも関わります。 |
特別な資格や免許は必要ありません。ただし、映画に関する基本的な知識や技術が求められるため、映画の専門学校で学ぶか大学の映画専攻コースで学ぶか、専門学校の映像コースを卒業する人が多くなっています。
卒業後の就職先としては、大手の映画会社が新人を採用するケースは少なく、中小の映像プロダクションに助監督や助手として採用されるケースが一般的です。何年か会社に勤務して仕事を覚えた後、フリーとして独立する人もいます。
最初から映画を専門にするのではなく、映画とテレビドラマの仕事を兼ねる人が多くなっています。また、インターネット配信の映画といった、新しいジャンルも出てきました。テレビドラマやコマーシャルのディレクターとして経験を積んだ後、映画監督に転身する人もいます。 |
最初は助監督から出発します。テレビでは通常3人、映画では4人の助監督が、監督の下についてスタッフや俳優、子役、エキストラに対して細かい指示を出します。
一番経験の浅い4th(フォース)は、監督の「スタート」の声に従ってカメラの前で「カチンコ」を打つ仕事がメイン。映画のフレーム、照明が当たっている場所、カメラの位置などを理解していないと正確に打てないので、助監督の仕事の基本であるとされます。他に背景や小道具を担当する美術部のスタッフと監督との橋渡し役をします。
3rd(サード)は衣装担当。1日の出来事を何日かに分けて撮影する場合もあるので、衣装の状態が違わないようにチェックしたり、出番になったら役者さんを呼びに行き、撮るシーンの説明をしたりします。
2nd(セカンド)は、現場でいちばん動き回って目立つ人です。監督の考えをスタッフや役者さんに伝え、全員の意思統一ができるように指示を出し、エキストラや子役に演技をつけます。
チーフの助監督は現場を離れることが多く、地味で根気の要る仕事です。撮影のスケジュールを組み、お金の管理をして、ロケ地や外部との交渉役をします。監督とプロデューサーの意見が対立したときには間に立ち、調整を図ったりします。
助監督としての実績がベテランの監督やプロデューサーから評価されることで、次のステップにつながっていきます。
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中易まつり
(なかやす まつり)
映像科2年撮影・照明コース |
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映画制作実習が中心の毎日。撮影中はとても辛い。撮ったものを観るのも恐い。だけど出来上がった時の充実感はいい。結果に全てあらわれるので、やる気のある人は、一から学べ個性も磨けるのでいい環境だと思います。 |
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