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【映画・漫画から仕事の世界をのぞいてみよう!】第47回 映画『ザ・コンサルタント』

こんにちは、映画コメンテーターの八雲ふみねです。

私はメディアを通じて映画を紹介したり、映画イベントで司会を務めたり、俳優さんや映画監督にインタビューしたり...と、

映画にまつわるコトを仕事としています。

今回ご紹介するのは、『ザ・コンサルタント』。

公認会計士と言えばエリートなイメージがありますが、この映画の主人公は実は...。

小さな町で会計士として働くクリスチャン・ウルフには、もうひとつの顔がある。

それは、"闇の社会の会計士"として世界中の危険人物の裏帳簿を仕切り、年収10億円を稼ぎ出す命中率100%のスナイパーという顔。

そんなウルフのもとに、大企業からの財務調査の依頼が舞い込む。

ウルフは重大な不正を発見するが、その依頼は何故か一方的に打ち切りに。

それ以来、ウルフは何者かに命を狙われるようになる...。

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表の顔は会計士、裏の顔は凄腕の殺し屋。

そんな知的なタフガイを俳優・監督として活躍するベン・アフレックが体当たりで演じるサスペンス・アクション。

本籍・本名・私生活、そのすべてが謎に包まれた会計士が、アメリカ政府マフィア・一流企業に追われてまで危険な仕事に手を出す、本当の理由とは...。

アクションだけに終始することなく人間ドラマもじっくりと掘り下げた、見応えある一作です。

本作で注目したいのは、やはり公認会計士

司法試験、医師試験などと並ぶ最高峰の国家試験として知られる公認会計士試験ですが、それでも根強い人気を誇る職業です。

公認会計士とは、監査・会計・税務のプロとして国が認定する国家資格。

資格を取得するためには難関と呼ばれる試験を突破しなくてはならず、その試験範囲が専門的で科目も多いため、独学で合格するのは厳しいのが現状です。

そのため専門学校や大学、会計大学院などで学習し、早期合格を目指す人が多いようです。

会計士の仕事が向く人は、なんと言っても数字が好きな人でしょう。

幼い頃から算数が好きな人、計算がぴったり合うと気分爽快になる人、飲み会の席で割り勘をしっかりと仕切れる人...なども向いてるかもしれませんね。

公認会計士の仕事は、毎日が数字との戦い。

監査業務を行うときには、企業が提出してきた膨大な財務書類を見ながら、その数字が正確なものなのかどうかを徹底的にチェック。

企業の決算に間違いが発覚した場合、企業の信頼を大きく揺るがすことはもちろん、社会における公認会計士の存在意義自体が問われるとになりかねない重要な仕事です。

それだけに瞬時に数字に反応する瞬発力、冷静沈着さが必要に。

しかしまた、企業の財務状況を把握することで日本経済の"今"を肌身で知ることも出来るので、経済や経営に興味がある人なら、大きなやりがいを得ることでしょう。

小さなミスも決して見逃さない、相手の間違いに目をつぶらず、毅然とした態度で指摘できるような強い正義感を持つことも、この職業には求められます。

映画『ザ・コンサルタント』は、勧善懲悪では割り切れない、いわゆる"グレーゾーン"に立ち向かう会計士の話...と捉えると、公認会計士を目指す人にも興味深くご覧いただけるのではないでしょうか。

■ザ・コンサルタント

監督:ギャヴィン・オコナー

出演:ベン・アフレック、アナ・ケンドリック、J・K・シモンズ ほか

最後に映画に出てくる職業についてもっと知りたいという方のために、業界のリアルな現状を紹介したコンテンツをご案内します!

映画を深く楽しむためにも、こちらもぜひチェックしてみてくださいね!

■会計士業界業界関連のことを学校で勉強したい方はこちら

<業界のリアルな今を、鋭く分析「シゴト人は語る!」VOL.31公認会計士>


八雲ふみね

Profile_執筆者_顔写真2.jpg

映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活動中。

機転の利いた分かりやすいトークと、アーティスト、俳優、バラエティタレントまでジャンルを問わず、相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で絶大な信頼を得ている。

初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日記者会見・トークショーなどの映画関連イベントや企業系イベントにて司会を務めることも多数。

トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティである。

八雲ふみね公式サイト: http://yakumox.com

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