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【映画・漫画から仕事の世界をのぞいてみよう!】第45回 映画『ラ・ラ・ランド』

こんにちは、映画コメンテーターの八雲ふみねです。

私はメディアを通じて映画を紹介したり、映画イベントで司会を務めたり、俳優さんや映画監督にインタビューしたり...と、映画にまつわるコトを仕事としています。

今回ご紹介するのは、映画『ラ・ラ・ランド』。

これぞザッツ・エンターテイメント!極上のミュージカル映画です。

舞台はロサンゼルス、ハリウッド。

夢を叶えたい人々が集まるこの街で、映画の撮影スタジオ内にあるカフェで働くミアは女優志望

しかし何度オーディションを受けても落ちてばかりだった。

ある日、ミアは場末のレストランで、あるピアニストの演奏に魅せられる。

彼の名は、セブ。

いつか自分の店を持ち、大好きなジャズを存分に演奏したいという夢を抱いていた。

やがて二人は恋に落ち、お互いの夢を応援し合う関係に。

しかしセブが店の資金作りのために参加したバンドが成功したことから、二人にすれ違いが起こり始める...。

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第89回アカデミー賞では主演女優賞、監督を含む最多6部門を受賞

売れない女優とジャズピアニストの恋を往年のミュージカル映画を彷彿させる歌とダンスでドリーミーに描き大ヒットを記録したことは、皆さんの記憶にも新しいのではないでしょうか。

そんな『ラ・ラ・ランド』で注目したい職業が、ミュージシャン・音楽家

音楽が好きで、さらに自分で演奏するのも得意な人なら、一度は憧れる職業かもしれませんね。

では、音楽に携わるお仕事、一体どんなものがあるのでしょう???

ソロ、バンド,オーケストラなど様々なスタイルで、プロとして楽器を演奏したり歌ったりする演奏家

楽曲をほかのアーティストに提供したり、映画・ドラマ・CMなどで使用する音楽を制作する作曲家や編曲家

最近では、デジタル機材を駆使してゲームミュージックやモバイルミュージックを作曲するサウンドクリエーターも注目されています。

これらの職業に就くためには、絶対的に必要な学歴や資格はありません。

才能に恵まれている人であれば、特別な指導を受けずに成功してしまう可能性も秘めています。

とは言え、音楽家を目指す人の多くは幼少期からレッスンを受け、音楽系の課程を置く学校に入学して、研鑽を積んでいるのも事実。

そして、音楽家や演奏家を目指して日々努力を続けている人が沢山いるにもかかわらず、この仕事だけで生計を立てることが出来る人はほんの一握り...ということも、やはり触れておかなければならない現実でしょう。

映画『ラ・ラ・ランド』は美しいミュージカル的要素が取り沙汰されることが多いですが、見どころはそれだけではありません。

夢を追いかける人の情熱、思いどおりにいかない現実、挫折、そして夢に破れた人の想い。

演奏家や音楽家を目指す人にとっては、鼻の奥がちょっぴりツンとなりそうな、ほろ苦さや切なさも盛り込まれています。

本作にはセブというジャズピアニストが登場しますが、演奏テクニックはピカイチなのに演奏する"場所"を得ることが出来なかったり、お金を稼ぐために自分の信念を曲げてまで、好きでもないジャンルの音楽に携わったり。

セブの生き方からは「自分はどんな風に音楽と関わり続けたいのか」そして「音楽を通じて、どうなりたいのか」というビジョンを明確に持つことがいかに大切か、というコトが伝わってきます。

それと同時に、音楽を通じて人に元気や勇気を与えることがいかに幸せなことかを味わうことも出来ます。

実力主義の厳しい世界、しかしどんな仕事もまずは"夢見る"ことから始まるのではないかと、私は思います。

この映画が、あなたと音楽に関連する仕事を結びつける"道しるべ"となれば、嬉しい限りです。

■ラ・ラ・ランド

監督:デイミアン・チャゼル

出演:ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン ほか

最後に映画に出てくる職業についてもっと知りたいという方のために、業界のリアルな現状を紹介したコンテンツをご案内します!

映画を深く楽しむためにも、こちらもぜひチェックしてみてくださいね!

■音楽業界関連のことを学校で勉強したい方はこちら

<『好きなこと』を仕事にしよう 第6回 音楽が好き!>


八雲ふみね

Profile_執筆者_顔写真2.jpg

映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活動中。

機転の利いた分かりやすいトークと、アーティスト、俳優、バラエティタレントまでジャンルを問わず、相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で絶大な信頼を得ている。

初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日記者会見・トークショーなどの映画関連イベントや企業系イベントにて司会を務めることも多数。

トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティである。

八雲ふみね公式サイト: http://yakumox.com

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